真空熱処理サービス | 超精密加工・研削加工ソリューション | 高広工業(株)

Precision Machining Services

真空熱処理サービス

真空熱処理が部品精度を左右する理由

真空熱処理が部品精度を左右する理由は、熱処理歪みと表面品質が最終精度の土台となるからです。熱処理では形状変化が必ず発生するため、当社では材質・形状ごとの歪みの傾向を踏まえ、炉内での置き方や処理条件を最適化することで変形を最小限に抑制しています。また、徹底した炉の点検・管理により、酸化や着色のない光輝面での仕上がりを実現しています。さらに、熱処理を常に研削加工を前提で捉え、変形量を見越した取り代設定まで含めた工程設計を行うことが可能です。これにより、熱処理の段階から精度を作り込み、ミクロン単位の部品精度を保証しています。

加工スペック

当社の真空熱処理の対応範囲を一覧で確認できる項目です。炉の対応寸法・処理温度・対応材質と到達硬度など、熱処理のご依頼に必要な情報をわかりやすくまとめています。

真空度の管理基準 2.0Pa台以下
焼戻し・時効の温度帯 300〜600℃程度
焼入れ硬度 HRC60以上

※ 材質・サイズ・形状により対応可否や到達硬度は異なります。詳しくはお問い合わせください。

真空熱処理サービスが選ばれる理由

着色のない光輝な仕上げを実現する徹底した炉の管理

真空熱処理の品質は炉の管理状態で決まります。真空度が不十分な炉で処理をすると、残留酸素や窒素が金属表面と反応し、着色や変色の原因となります。当社では、処理開始前に炉内が所定の真空度に達していることをチェックシートで確認してから処理を開始するほか、パッキン・シール・ポンプオイルの定期交換、温度センサーの校正、長期休暇明けの空焚きまで、日常点検と定期点検を計画的に実施しています。炉を常に良好な状態に保つことで、着色を最小限に抑えた光輝な表面仕上がりをロットを問わずに安定してご提供しています。外観や清浄性が重視される金型部品・ステンレス材・医療関連部品で、多くの実績を積み上げています。

歪みを「必ず生じるもの」と捉え、豊富な経験に基づいて変形をコントロール

熱処理は部品全体に熱を加えて急冷する工程である以上、形状変化を完全になくすことはできません。当社は、材質・形状ごとの変形の傾向を長年の経験から把握しており、炉内での置き方や処理条件を工夫して歪みを最小限に抑えています。さらに、どのような変形が起こり得るかを処理前にお客様へお伝えし、取り代の設定や前加工の削り方までご提案することが可能です。歪みを隠すのではなく、予測し、伝え、工程全体で吸収する姿勢が、精密部品の熱処理を任せていただける理由です。

研削まで見据えた精密部品メーカーならではの熱処理

当社は熱処理の専業会社ではなく、ミクロン単位の精密部品を作り続けてきた加工メーカーです。だからこそ、熱処理を単体の工程ではなく、常に後工程の研削・仕上げを前提とした「精度を作り込む工程」として捉えています。切削から熱処理、研削、検査までを社内一貫で対応できるため、熱処理変形を見越した寸法設定や材質選定の段階からの技術提案も可能です。熱処理後に自社で研削して精度を保証してきた経験の蓄積は、熱処理のみのご依頼においても、寸法変化を最小限に抑えた高品質な処理として活きています。

まずはお気軽にご相談ください。

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よくある質問

当社の真空熱処理について、お客様から多く寄せられるご質問を掲載しています。他社で着色や変形にお悩みだった部品や、精密部品の熱処理についても、当社の熟練技術者が最適な処理方法をご提案いたします。材質選定など検討段階での技術的なご相談も承っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

真空熱処理に関する技術コラム

真空熱処理における専門的な技術情報を発信しています。長年の経験で培った熱処理ノウハウにより、着色のない光輝な表面仕上げや熱処理変形を最小限に抑えるポイントを公開しておりますので、品質向上や工程改善の参考にぜひご一読ください。

管理や設備だけでは実現できない
超精密部品加工を支える当社の技術

高精度設備や品質管理手法の導入は、高精度加工の「前提」に過ぎません。
真の精度は、機械の性能を最大限に引き出す「技」と「環境」によってはじめて実現します。
当社は、機械の性能を引き出す「人の技」、徹底した「環境管理」、生産性を確保する「専用治具」でμm単位の量産を実現します。
これら総合的な技術こそが、設備だけではできない、安定した高精度加工を支えています。