Proposal Cases

技術提案事例

サブゼロ処理を組み込んだ熱処理最適化による細径長尺ワークの精度確保

課題・悩み

サブゼロ処理を組み込んだ熱処理最適化による細径長尺ワークの精度確保

材質ASK3900は生体適合性のあるステンレス鋼で高強度を確保するために熱処理が必須でしたが、今回のワークは細径かつ長尺の医療器具形状であるため、焼入れ後に歪みが発生するという課題がありました。変形量が図面公差を超えるケースもあり、歩留まりが低下している状況でした。

超精密加工・研削加工ソリューションなら、こう解決します!

サブゼロ処理を組み込んだ熱処理最適化による細径長尺ワークの精度確保

当社では、焼入れ〜焼戻し工程の間にサブゼロ処理を追加することを提案しました。サブゼロ処理により残留オーステナイトを低減し組織を安定化させることで、その後の焼戻し工程で発生する歪みを大幅に抑制することができました。結果として、熱処理後の寸法変化が安定し、図面要求を確実に満たす部品を量産レベルで製作可能となり、不良率はほぼゼロまで改善しました。

管理や設備だけでは実現できない
超精密部品加工を支える当社の技術

高精度設備や品質管理手法の導入は、高精度加工の「前提」に過ぎません。
真の精度は、機械の性能を最大限に引き出す「技」と「環境」によってはじめて実現します。
当社は、機械の性能を引き出す「人の技」、徹底した「環境管理」、生産性を確保する「専用治具」でμm単位の量産を実現します。
これら総合的な技術こそが、設備だけではできない、安定した高精度加工を支えています。